2021年06月23日
梅雨
本日は急な雨が降ったりと
お天気がころころと変化しましたね。
気象庁は6/14(月)に
関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる
と発表しました!
平年より1週間遅く、
ここ10年で一番遅い梅雨入りとなったそうです。
今回のブログでは、
なぜ梅雨というのか
なぜ梅の漢字が入っているのか
といった疑問について調べてみました。
梅雨に梅の漢字が使われた由来は
中国にあるといわれており、
梅の実が熟す頃が雨期にあたり
そのことから梅の字を使うようになったとされているのです。
ただ、中国から伝わったときは梅雨(つゆ)ではなく
梅雨(ばいう)として伝わったそうです。
雨によって黴(かび)が生えやすくなることがあり、
そこから黴雨(ばいう)という言葉が生まれたそうですが
語感があまり良くないので黴ではなく
梅という字になったということです。
ではなぜ梅雨(つゆ)と読むようになったのか
諸説ありますが、
日本では江戸時代から梅雨(つゆ)
と呼ぶようになったそうです。
①露(つゆ)から派生した梅雨(つゆ)という説
→6月~7月にかけては雨がたくさん降り、
木々に露(つゆ)がつくことから梅雨(つゆ)というようになった。
②熟した梅の実が潰れることから潰ゆ(つゆ)という説
→梅の実の成長には雨の存在が欠かせず、
6月下旬には収穫を終えることがほとんどなため、
熟して潰れる時期でもあることから
潰ゆ(つゆ)が梅雨(つゆ)になった。
・・・とここで一つ疑問に感じるのが、
なぜ梅雨(つゆ)というのに
梅雨前線(ばいうぜんせん)
と読むの??
これについても調べてみました!
なぜ
梅雨前線(ばいうぜんせん)と読み
梅雨前線(つゆぜんせん)とは言わないのか。
何故でしょうか?
それは・・・
梅雨前線というのは、
この一語が気象用語!
となっており、
気象用語としては「ばいうぜんせん」と読むからです。
雨の日が続いたり、
週末は台風も接近!
といわれていますので
皆様、お足元には十分お気を付けください。