講師ブログ

偏差値は、夏休み明けではなく秋に伸びることも多いです。

「夏休みを頑張れば、すぐに成績が上がりますか?」

保護者の方から、このようなご質問をいただくことがあります。

 

もちろん、夏休みは学力を伸ばす大切な期間です。

しかし、実際には夏休みが終わった直後に偏差値が大きく上がるとは限りません。

 

夏休み中は、一学期の復習や苦手単元の克服、基礎の定着に時間をかけるお子さんが多くいます。

 

この「基礎固め」は、とても大切な学習です。

ただ、その成果はすぐにテストの点数や偏差値に表れるとは限りません。

 

例えば、今まであいまいだった計算が正確になったり、文章題の考え方が少しずつ身についてきたり。

こうした変化は、一つひとつは小さくても、確実に力になっています。

 

そして、その積み重ねが秋以降の応用問題や模試で少しずつ結果として現れてくることが少なくありません。

 

だからこそ、夏休み明けの模試だけを見て、

「頑張ったのに伸びなかった。」

と落ち込む必要はありません。

 

大切なのは、一回の結果だけではなく、お子さんが以前より理解できることが増えているか、解ける問題が増えているかという”成長”を見ることです。

 

学力は、植物を育てることにも少し似ています。

種をまいた翌日に花が咲くことはありません。

水をあげ、土を整え、少しずつ根を張った先に花が咲きます。

 

勉強も同じです。

 

夏休みに積み重ねた努力は、目には見えなくても、お子さんの中で確実に力となって蓄えられています。

 

当塾でも、一人ひとりの「今できること」と「これから伸びる力」を大切にしながら指導しています。

偏差値という数字ももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、お子さんが昨日より一歩前に進めていること。

 

焦らず、着実に積み重ねた夏は、きっと秋以降の大きな自信につながっていきます。