講師ブログ

「分かってたのに!」が一番もったいない――夏休みの終わりに考えたい、うっかりミスとの付き合い方

「先生、これ分かってたのに間違えました。」

塾では、とてもよく聞く言葉です。

 

そして答案を見ると、

「あ、本当だ。考え方は合ってる。」

ということがあります。

 

計算の途中で数字を書き間違えた。

問題文の「正しくないもの」を見落とした。

最後の答えを書き忘れた。

単位をつけ忘れた。

 

こうしたミスは、本人も悔しいものです。

 

「分かってたのに!」

「ちゃんと読んでたらできた!」

「あと1点だった!」

そんな声も聞こえてきます。

 

ここで大切なのは、

「ケアレスミスだから仕方ない」

で終わらせないこと。

 

かといって、

「なんでこんなミスするの!」

と責めることでもありません。

 

「どうしたら次は防げる?」

と一緒に考えることです。

 

例えば、

「問題文の最後に線を引く」

「計算が終わったら一度だけ見直す」

「答えを書く前に単位を確認する」

など。

 

ミスの原因が分かれば、対策も考えられます。

そして意外と大切なのが、本人に

「自分はどんなミスをしやすいのか」

を知ってもらうこと。

 

同じミスを何度も繰り返しているなら、それは「性格」ではなく、改善できる学習上の課題かもしれません。

 

「またミスした!」ではなく、

「このミスを次はどう減らす?」

9月からは、そんな視点も大切にしていきたいと思います。