2019年01月27日
スタートとゴールを決めるだけ!気持ちの切り替えができるお子様に
一度興味を示すと
・同じことをずっと続ける
・繰り返し行う
・なかなか止めない
など一つのことに夢中になると強いこだわりを持ち、気持ちの切り替えが上手くできないお子様がいらっしゃいます。
保護者様からも
・声をかけても夢中になりすぎて言うことを聞いてくれない
・他にやってほしいことがあるのに…
といったご相談を受けることがあります。
お子様に対して、
・○○してはダメ!
・○○は止めなさい!
との声がけをしていませんか?
自分の好きなこと、やりたいことに集中しているお子様にいくら声をかけても、その声は届きません。
行為をさえぎったり、叱ったりするとお互いのストレスとなります。
次の行動に移ってもらいたいときは
・10数えたら○○するよ
・ここまでできたら
とスタートとゴールを設定してあげます。
気持ちの切り替えが上手にできないお子様は、取り上げられたり叱っられたりするとその場の状況を理解することができず、パニックを起こします。
お子様が安心して次のことに取り掛かれるように、時間や気持ちに余裕を持たせてあげることが大切です。
・これはなかなか止めそうもないな
・気持ちを切り替えるまでに時間がかかりそうだな
と思うときはあらかじめスタートとゴールを決めておきましょう!
繰り返し慣れていくことで、上手に気持ちの切り替えができるようになります。
一人でできることは自信となり、叱られたり、イライラしたりと不快な思いからも解放されます。
お子様に
・もう少しでゴールだね!
・○時になったよ!
と一声かけてあげると、お子様の気づきを促し、気持ちを切り替えるきっかけとなるでしょう。
また、お子様が一人で気持ちを切り替えることができたときは思いっきりほめてあげることがとても重要です。
保護者様からほめられた経験はお子様の心の成長へとつながります。
まずは
・テレビを見る時間
・ゲームをする時間
・宿題を始める時間
など日常生活の中にスタートとゴールの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
お子様の意識や行動が変わってくるかもしれませんよ。