2021年05月12日
一番大切なのは何か
志望校を選ぶ際、基準となりやすいのが
偏差値
通学手段(自宅から通いやすいか・通学時間)
校風(雰囲気・部活動・授業内容など)
知名度(学校名)
共学/男子校/女子校
大学付属かどうか
こちらを意識されるご家庭が多いのではないでしょうか。
また、筆記試験となると
お子様が志望校を狙えるのかどうかの判断材料は
どうしても偏差値・模試の結果になってしまいます。
模試の結果からすると合格する可能性は半々だけど
チャレンジさせてみたら見事合格!
そして合格を掴み取った学校へいざ入学!!
・・・ここで見方を変えて考えてみると
同じ筆記試験をクリアした子達が集まって
その後の学生生活を送ります。
合格最低点で合格した子もいれば
合格最高点で合格した子もいます。
ですが、もちろん合格は合格!
結果としてどちらも変わりはありません。
そして入学後は、
もちろん同じ入学試験をクリアした子達と同じ授業を受け、
同じ定期試験を受けます。
その結果、夏休み前にいただくご相談として多いのが
「入ったは良いけど、学校の授業に全くついていけない。
この前の定期試験がボロボロでした。」
といった内容です。
このようになってしまった時に、
気持ちを上手に切り替え
夏休み中などは受験直前期のようにがむしゃらに猛勉強し
今までの抜けている復習もこなし、
学校からの課題もこなし、
さらには先取り学習まで行ってなんとか!
再スタートを上手に切ることのできるお子様もいらっしゃいます。
ですが実際、これができるのは
お子様ご自身が覚悟を持って、
相当の努力をしなければいけません。
せっかく頑張って試験をクリアし入った学校で
充実した学生生活、勉強に部活にと
ワクワクした気持ちで始まったのも束の間、
入った途端に勉強についていけなくなり
定期試験の結果も散々なことになり
もう嫌だ!勉強なんかしたくない!
と気持ちが折れて、
そのまま苦しい学生生活となってしまうお子様が多いのも確かです。
せっかく努力して入った学校
保護者様と一緒に頑張った受験
楽しく充実した学生生活を送ってもらいたい
実際に通うお子様ご自身に一番合った学校はどこか
入学後のこと、先も見据えた広い視野で
今一度ご検討してみてください。
志望校選びにおいて
何が一番大切かはご家庭によって様々かとは思います。
ただ、お子様に合った学校とお考えになられた際に
入学後やその先の進路なども含めて
一番大切なのは何か
ご検討いただくことをお勧めします。
皆様が納得した形で、
お子様が豊かな学生生活が送れることを心から願います。