2026年10月29日
授業中、先生たちが見ているのは正解か不正解かだけではありません
問題を解いて、正解なら次へ進む。
学習を進めるうえで、こうした取り組みはもちろん必要です。
しかし、授業の中で私たちが確認しているのは、答えが合っているかどうかだけではありません。
例えば、正解している問題であっても、解き方を十分に理解できていない場合があります。
反対に、不正解であっても、考え方の方向性は合っており、途中の計算や小さな読み違いを修正することで解決できる場合もあります。
大切なのは、結果だけを見て判断するのではなく、その結果に至るまでの過程を把握することです。
算数であれば、式の立て方や計算の手順。
国語であれば、文章のどこを根拠にして答えを導いたのか。
理科や社会であれば、知識を正しく理解し、問題に応じて活用できているか。
教科によって確認すべき点は異なりますが、共通しているのは、生徒がどこまで理解できているかを把握することの重要性です。
また、同じ単元でつまずいていても、その原因が生徒によって異なることは珍しくありません。
基本事項の理解が不十分な場合もあれば、問題文の読み取りに課題がある場合、演習不足によって知識が定着していない場合もあります。
原因が異なれば、必要な指導も変わります。
だからこそ、目の前の問題を解説して終わりにするのではなく、生徒の理解度に応じて説明の仕方や演習内容を考えることが大切なのです。
一問の正解だけでなく、その先にある本当の理解を目指して。
日々の授業の中でも、生徒一人ひとりの考え方に目を向けながら、確かな学力につながる指導を心がけています。

