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苦手な⚪︎⚪︎をやらなければいけない時の指導 小学生 個別指導塾 吉祥寺

こんにちは。小学校高学年のみなさん、運動会や宿泊学習などの行事と委員会活動も忙しい中で学習量がぐっと増えていますね。前学年のことは忘れていませんか?特に小4から小5にかけて、算数での計算の複雑さが増す時期です。四則演算の順序を学習し、いよいよ小数同士の掛け算と割り算に突入します。

小数同士の掛け算が終わるとすぐに小数同士の割り算に入ります。さて、小数同士の割り算の前に、整数同士の割り算の筆算のやり方を覚えているでしょうか?足し算より引き算、掛け算より割り算で、学習の取りこぼしが発生する傾向が強いです。もし、そうなった場合はCeedsの先生の出番です。

まず、整数同士の筆算のやり方を思い出してもらいます。割り算の筆算は、筆算の中のでも四則演算全ての要素を要求されるため、一問とはいえ、ある意味で計算分野の集大成です。形もパッとみてどうすれば計算できるのかが、わかりづらいと思う生徒さんもいます。難しさが詰まっている計算ですので、まずは整数同士の筆算を復習してもらいました。

復習後の筆算の問題は全問正解でした。次に、全く同じ問題ですが、割る数に小数点を足したものを解いてもらいます。そうすると「あ、そういえばここに小数点をつけなくてはいけない!」という記憶に辿りつきやすくなりました。

 

最初から「小数÷整数」の復習をした場合は「できないかもしれない」「割り算の筆算って難しいんだよね」という不安が先立ってしまって、立ちすくんでしまうお子様である場合、先に「整数÷整数」へハードルを下げます。

そしてそれが自分でできたという実感ができたところで、全く同じ問題をアレンジして、先生側が考える道標を示してあげます。すると、気がつけばできないと思っていた「小数÷整数」ができていました。さらには、自分で考えて答えにたどり着いたという自信にもつながりました。

Ceedsではお預かりしている生徒さん一人一人の個性を知り抜いているので、その子の個性に合わせたアレンジをして日々このように指導を行っています。