講師ブログ

もし中学受験をすると決めたならば〜親と子の覚悟と気持ち〜① 吉祥寺 個人塾 中学受験

以前のブログにもありましたが・・・

中学受験が必要なのかどうかというお話

こちらの内容、保護者様にとってはとても考えさせられる内容だったのではないかと思います。そして、今回のブログでは中学受験を決心された保護者様とお子様はどのような覚悟と気持ちを持って中学受験に挑んでいただきたいのかということもお話しいたします。

まず、家庭での勉強時間や量は今どれくらいでしょうか。もちろん学校の宿題以外に自主的に取り組んでいるドリルやテキストに関してです。どれくらいの時間、もしくは量を取り組んでいますか?

「うちは学校の宿題をやらせるのがいっぱいいっぱいでして。」

といったお声もよく耳にします。しかし、そのレベルの学習量と気持ちでは志望校に合格はできません。そんな簡単な世界ではありません。

そして、蓋を開けてみれば学校の宿題もおざなりな出来具合だったり、その結果として学校のテストもとても良いものとはいえない点数というのがあるあるパターンでもあります。

「まず学校の勉強を完璧に身につけてください」ということを入試説明会で話される学校があるくらい、学校の勉強についていけている上での中学受験ということも一つ念頭に置いていただければと思います。

 

では、どのくらいの勉強時間は確保したら良いのかという質問もよくいただきます。一例として椅子に座り、鉛筆を握り、机に向かって学習に取り組むのが初めてだという一年生の場合、

 

例えば、こちらのドリルのように1日10題ずつ計算と漢字のどちらも継続してお子さんに学習させるのも良いでしょう。この場合、10題ずつの量を終わらせるのに掛かる時間は個人差があると思うので、まずは1日10題ずつを日々の勉強時間の目安として確保とすると良いと思います。

 

ある程度慣れてきたら少し量を増やしてみて、見開きの片方のページ(もしくは見開き一枚)を1日の目標としてみてください。朝5分ドリルなども勉強時間の確保や習慣をつけるための最初のステップとして取り入れるのにちょうど良くオススメです。

お話しさせていただいた勉強時間や量は学校がある日に行うもの(学校の宿題ももちろん行なってください。提出日を守るのも今から徹底すべき大事なルール!)です。

まずはこういったことを1週間、1ヶ月・・・と必ず継続してください。

継続はできましたか?そしてその時に親と子の気持ちに変化やすれ違いは生じていませんか?

中学受験をするとなったらこの継続する日々を受験日までひたすら繰り返します。もちろん学年が上がるにつれて勉強する内容の難易度は上がり、時間数もどんどん増えますし自由時間は無くなっていきます。

その覚悟と気持ちに親と子でズレは出ていないか、今一度ご確認ください。