講師ブログ

「なんとなく読む」から卒業へ。国語の読解問題で差がつく“解き方”のポイント

「文章は読んでいるのに、なぜか点数につながらない」
「記述になると急に手が止まる」
「選択肢で毎回迷ってしまう」

 

国語の読解問題では、そんな悩みを抱える生徒さんも少なくありません。

 

ですが、国語は“センス”だけで解くものではありません。実は、解き方にはきちんと「コツ」と「型」があります。

 

今回は、読解問題を解くときに大切にしたいポイントをまとめてみます。

 

① まずは「設問」を先に読む

 

文章を最初から勢いで読む生徒さんは多いですが、読解問題では「何を聞かれるか」を先に確認することがとても大切です。

 

・誰の気持ちを問われるのか
・理由を探す問題なのか
・言い換えを探す問題なのか

 

設問を先に見ることで、文章のどこに注目すべきかが見えてきます。ただ漫然と読むのではなく、“探しながら読む”意識を持つだけでも、読み方は大きく変わります。

 

② 「なんとなく」ではなく、根拠を探す

 

読解問題で大切なのは、「たぶんこれっぽい」ではなく、“文章のどこにそう書いてあるか”を見つけること。

 

特に選択問題では、

 

・自分の感想
・普段の価値観
・なんとなくのイメージ

 

で選んでしまうと、間違いにつながりやすくなります。国語は、“筆者が書いていること”を読み取る教科。

 

「この答えの根拠はどこ?」

を意識しながら読む習慣をつけていきましょう。

 

③ 線を引きながら読む

 

読解が苦手な生徒さんほど、
文章を“目だけ”で読んでいることが多いです。

 

・気持ちが動いた部分
・逆接(しかし、だが、ところが)
・繰り返し出てくる言葉
・重要そうな文

 

などに線を引きながら読むことで、文章の流れが整理しやすくなります。

「どこが大事かわからない」という生徒さんこそ、まずは手を動かして読むことが大切です。

 

④ 記述問題は「自分の言葉」だけで書かない

 

記述問題になると、「自分なりにまとめよう!」と頑張る生徒さんも多いのですが、実はそれだけでは危険なこともあります。

 

記述問題では、

 

・本文中の言葉を使う
・聞かれていることに合わせる
・必要な要素を落とさない

 

ことが重要です。

特に中学受験では、“本文にある表現をどう使うか”で差がつく場面も多くあります。

 

⑤ 読解力は、一気には伸びない

 

国語は短期間で急激に伸びるというよりも、

 

・読む習慣
・考える習慣
・根拠を探す習慣

 

を積み重ねながら、少しずつ力をつけていく教科です。

 

だからこそ、

「すぐできない=向いていない」

ではありません。

 

最初は、どこを読めば良いのかわからなかった生徒さんが、少しずつ線を引けるようになり、根拠を探せるようになり、「これだ!」と自信を持って答えられるようになる。

その積み重ねが、読解力につながっていきます。

 

最後に・・・

国語の読解問題は、ただ文章を読むだけではなく、

 

「何を問われているか」
「どこに根拠があるか」
「筆者は何を伝えたいのか」

 

を丁寧に考える力が必要になります。

 

だからこそ、焦らず、一問ずつ。

“考えながら読む習慣”を積み重ねていきましょう。

 

読めるようになると、国語は少しずつ「苦手」から「解けるかも」に変わっていきます。