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「毎日コツコツ」が算数を伸ばす近道〜中学受験の算数、どれくらいやれば良い?〜

中学受験のご相談の中でも、特に多いのが

「算数ってどれくらいやれば良いですか?」

というご質問です。

 

「毎日やった方が良い?」
「どれくらいの量をこなせば良い?」
「難しい問題ばかりやるべき?」

 

など、悩まれるご家庭も多いです。

 

結論から言うと、算数は“長時間を一気に”よりも、“毎日コツコツ触れる”ことがとても大切です。

特に中学受験の算数は、積み重ね型の科目です。漢字のように短期間で一気に仕上げるというより、

 

・計算力
・読解力
・考える力
・図をイメージする力
・途中式を書く力

 

などを少しずつ育てていく必要があります。

 

そのため、「週末にまとめて5時間」よりも、「毎日30分〜1時間でも継続」の方が力になりやすいです。

 

もちろん学年や目標校によっても必要量は変わりますが、目安としては、

 

小4
→ 計算+基本問題を中心に毎日30〜60分程度

小5
→ 単元学習+復習込みで毎日1〜2時間程度

小6
→ 志望校対策や過去問も含めてさらに学習量が増加

 

というケースが多いです。

 

ただし、大切なのは「長時間机に向かったか」ではありません。

 

・解き直しをしたか
・なぜ間違えたか確認したか
・途中式を書いたか
・理解して次に進めているか

 

こうした部分の方が、実はとても重要です。

 

また、算数が苦手なお子さまほど、

「難問を大量にやる」

よりも、

「基本問題を確実に」

の方が効果的な場合も多々あります。

 

特に、

・計算ミスが多い
・図形で止まる
・文章題を読むだけで疲れる
・途中式を書かない

 

などの場合は、まず土台作りが優先です。

 

逆に、基礎が曖昧なまま難問演習ばかり増やしてしまうと、算数への苦手意識が強くなってしまうこともあります。

 

また、算数は“忘れやすい科目”でもあります。昨日できた問題が、数日後には解けなくなることも珍しくありません。

 

だからこそ、

「毎日少しでも触れる」

という積み重ねが大切です。

 

たとえば、

・計算だけ5分
・1問だけ解き直し
・図形問題を1題
・授業の復習を軽く確認

 

こうした短時間でも、継続することでかなり変わってきます。

中学受験は、どうしても「量」に目が向きがちです。もちろん演習量も大切ですが、それ以上に重要なのは、

“その子に合ったペースで、理解を積み重ねること”

です。

 

周りと比べすぎず、今必要なことを一つずつ積み重ねていきましょう。