講師ブログ

秋の夜長を有効活用するために。勉強時間を増やす前に考えたい「学習の質」と「集中力」

秋は日が暮れるのが早くなり、家で過ごす時間も少しずつ長くなります。

受験生にとっては、落ち着いて勉強に取り組みやすい季節ともいえるでしょう。

 

ただし、ここで気をつけたいのが、勉強時間を増やすことばかりに意識が向いてしまうことです。

 

机に向かっている時間が長ければ、それだけ学力が伸びるのでしょうか。

答えは、必ずしもそうではありません。

 

例えば、疲れて集中できない状態で問題を解き続けても、間違いが増えたり、内容が頭に入らなかったりすることがあります。

反対に、短い時間でも目的を明確にして取り組めば、効率よく学習を進められる場合があります。

 

そこでおすすめしたいのが、勉強を始める前に「今日、何ができるようになればよいのか」を決めることです。

 

「算数を頑張る」ではなく、「割合の文章題を自力で解けるようにする」。

「理科を復習する」ではなく、「今日学習した単元の重要語句を説明できるようにする」。

このように目標を具体的にすると、学習の終わりに達成度を確認しやすくなります。

 

また、睡眠や休息も学習を支える大切な要素です。

夜遅くまで机に向かうことが習慣になり、翌日の授業で集中できなくなってしまっては、本末転倒です。

特に成長期の子どもたちは、学習だけでなく、心身の成長に必要な休息も確保する必要があります。

勉強時間を確保することと、無理を重ねることは違います。

限られた時間をどう使うかを考え、集中できる環境と生活リズムを整えていきましょう。

 

秋の夜長を、ただ長く勉強するための時間ではなく、確かな実力を積み上げる時間にしていきたいですね。